表で言えなくて口惜しかったこと
FDA承認の薬の60~90%以上まで今回のレポートの物質群がいったのに、それを言えなかったことですね。いろんなプラットフォームが、健康広告の規制を敷いてるのはわかるんですが、規制に触れてないのにアルゴリズムが「勘違いする可能性がある」ので、これを言うことのリスクが高すぎた、というのが本当にいやはや何とも。 どういうことかというと、最近しつこく言ってるPPARaという分子が、「どういう形になったら活性化したことになるのか」というのが謎なんですよ。だから、すでにFDAにも承認されて、効くことが確認されている薬(フェノフィブリック酸)を、シミュレーション上でこの分子にくっつけた結果、分子の形状がどう変わるか、というのを指標に定義することに成功したんですよ。 で、今回の3物質(この3つの組み合わせでないといけない)を組み合わせた結果、形状の変化の、簡単に言うと長さ、と方向が、どれほどに”先生の動きに重なるか”というのを計算するのに成功した、というのがこのレポートの本質なんです。で、先生の60~90%以上までダブることを観察しました、ということです。 でもですね、たとえばXは毎秒世界中で何十万件も投稿がされてるわけです。これを数十秒おきに学習して、タイムラインを並び直さないといけないAIは、今のコンピューターの計算能力でも、非常に素朴なものにしないとタイムラインの更新スピードに追いつかないわけです。 そして、この素朴なAIは私の上に書いたような理屈は理解できない。で、最悪の場合、「この人はFDA承認薬の60~90%の効果を出せるとか言ってます」と勘違いして、バーンになりかねないわけです。良くない良くない。それは良くない、ということで、言えないわけです。 まあフェノフィブリック酸は前からちょいちょいブログに書いてた通り、脂質異常症の薬ですから、普通の人は簡単には飲めないわけなんですけど、良い効果はもう定説になってます。 レポートを読んだ感想、メールでも連絡フォームでもお待ちしております。