カバヤキこーひーるーむ

✒️ミトコンドリアはウイルス感染を検知する「センサー」だが、エネルギー不足だとバグる

発表日: 2020年11月11日
出自: Nature Communications

解説されている機序:
なぜウイルスはミトコンドリアを狙うのか?それはミトコンドリアが「MAVS」というウイルス感染を検知するセンサーを持っているからです。日本の研究グループの発見によれば、ミトコンドリア上の「Mffタンパク質」がエネルギー状態を検知し、ウイルスに対する応答の強さを調節しています。しかし、エネルギーが低下(ATP減少)するとMffがリン酸化され、抗ウイルス応答が抑制されてしまいます。

なぜ大事なのか(意味すること):
コロナに感染してミトコンドリアが壊されエネルギーが枯渇すると、本来働くべき抗ウイルス応答が弱まり、逆に炎症だけが暴走する「バグった状態」に陥ります。これがロングコロナの「ウイルスはいないのに炎症が続く」無限ループの理由のひとつです。

🔗 URL: https://www.amed.go.jp/news/release_20201111-02.html