✒️ ロングコロナの「体の中が震える」「立っていられない」の正体が脳の「小さな関所」にあった!?🧠⚡️
「体の奥から震える感じがする」「立っているだけで動悸がする」——これらの症状の原因が、脳の深部にある「小さな関所」の異常だと判明しました!
1️⃣ 脳の深部にある「記憶の関所」
脳の奥深くに「乳頭体」という小さな構造があります。ここは記憶の要である海馬から「脳弓」というケーブルで繋がっており、記憶と自律神経の制御を結ぶ重要な中継地点です🧠
このケーブルが乳頭体に到達する「接続部分」を「関所」と呼びます。ここが壊れると、記憶だけでなく自律神経や運動制御まで崩壊する可能性があります⚠️
2️⃣ 88人のロングコロナ患者の脳を撮影
88人のロングコロナ患者(33人が寝たきり)と34人の健康な人の脳をMRIで撮影し、構造と神経線維の繋がり方を比較しました📊
結果は明確でした。ロングコロナ患者の脳では、この「関所」周辺に3つの異常パターンが見つかったのです🔍
3️⃣ 3つの異常パターンが存在した
乳頭体の体積に3つのタイプがありました:
- 縮小タイプ:乳頭体が小さくなっている
- 膨大タイプ:乳頭体が腫れ大きくなっている
- 正常タイプ:健康な人と同じ
単一の病気ではなく、異なる段階やサブタイプが存在する可能性があります🧩
4️⃣ 「関所」の通り道が狭くなっていた
最も重要な発見です。乳頭体と脳弓が接続する「関所」の通り道が、26人の患者で狭くなるか消失していました🚧
この通り道が狭くなると、記憶システムからの信号が自律神経の司令塔に届かなくなります。記憶障害と自律神経障害が同時に起きる理由がこれで説明できます🔑
5️⃣ 脳弓のケーブルも「ほつれていた」
脳弓(記憶のケーブル)の神経線維の繋がり方を示す指標が、患者群で有意に低下していました📉
ケーブルがほつれ、信号が途切れ途切れになる。これが「脳の霧」や「認知機能の低下」の物理的根拠の可能性です🧠→📉
6️⃣ 脳幹と小脳も縮んでいた
関所だけでなく、脳幹と小脳の繋がりも壊れていました:
- 上小脳脚の体積が有意に減少
- 中小脳脚の神経線維の質が低下
- 脳幹網様体と背側縫線核の体積が減少
これらは「覚醒」「姿勢制御」「自律神経の調整」を担う領域。震えや立ちくらみの原因です⚡️→🧠
7️⃣ 「内部振動」と「震え様症状」と相関していた
これらの脳の異常は、患者が訴える以下の症状と相関していました:
- 体の中が震える感じ(内部振動)
- 震え様の症状
- 筋肉の疲労
- 自律神経の不安定性
「気のせい」ではなく、脳の構造的異常と結びついていたのです✅
8️⃣ この「関所」がなぜ壊れるのか?
論文は直接の原因を断定していません。しかし以下のメカニズムが推測されます:
- 血液脳関門の破壊により、炎症物質がこの「関所」に到達する🩸→🧠
- 脈絡叢の肥大が脳脊髄液の流れを変え、この領域に影響する
- 補体の持続的活性化と血栓炎症が微小血管を障害する
この関所は脳室に近く、血液脳関門の破綻の影響を受けやすい位置にあるのです🔍
💡まとめ
ロングコロナの「体が震える」「立っていられない」「記憶がおかしい」は、脳の深部にある「記憶の関所(乳頭体・脳弓接続部)」の構造的異常と相関していました。関所の通り道が狭くなり、脳幹と小脳も縮んでいました。これは「気のせい」ではなく、脳の構造的根拠がある症状です。この関所をターゲットにした治療が、次の方向性です🔑
論文:Ziaja CP et al. The Mammillary Body-Fornix Gate in Long COVID: An exploratory structural and diffusion MRI study of tremor-like symptoms, internal vibrations, and neuromuscular fatigue. medRxiv preprint (2026). DOI: 10.64898/2026.07.31.26359395