カバヤキこーひーるーむ

✒️ 🧬 コロナの「急性期」と「回復期」で逆転する——血液中の銅と亜鉛の比率

コロナにかかった後、血液中の「銅(Cu)」と「亜鉛(Zn)」のバランスが崩れることが分かりました。しかも、感染した直後と回復期とでは、そのバランスの崩れ方が正反対になるという驚くべき結果が出ました。

🔬 何をしたか

Cu/Zn比って何?

体内の「銅」と「亜鉛」のバランスを示す数値です。この2つのミネラルは互いに拮抗し、どちらかが多すぎるともう一方の吸収を阻害します。このバランスは、体内の炎症や免疫の状態を反映する重要なマーカーとして知られています。


🎯 何が分かったか

① 急性期:Cu/Zn比が「高い」と重症化しやすい

② 回復期:Cu/Zn比が「低い」とロングコロナになりやすい

③ なぜ回復期に銅が減るのか?

なぜ回復期にCu/Zn比が下がる(銅が足りなくなる)のか、正確な理由はまだ分かりません。しかし、以下の可能性が推測されています:


💡 何を意味するか


⚠️ 注意点


🧩 一言で言うと

コロナ感染直後は「銅に対して亜鉛が少ない状態(高Cu/Zn比)」だと重症化しやすく、3〜10週間後の回復期には逆に「亜鉛に対して銅が少ない状態(低Cu/Zn比)」だとロングコロナになりやすい。回復期に亜鉛のサプリメントを過剰に飲むと、かえって銅を欠乏させ、後遺症を引き起こすリスクを高めるかもしれない。

「亜鉛をとれば治る」ではなく、時期によって必要なミネラルのバランスが変わる——それが、この研究が描き出した新しい像です。


📄 論文情報