✒️2/3. コロナもインフルもデングも、脳の「TLR4/2」という同じ警報センサーを鳴らして神経炎症を起こすことが判明
発表日: 2026年9月
出自: Current Opinion in Virology
解説されている機序:
異なるウイルスのタンパク質が、脳の免疫細胞(ミクログリアやアストロサイト)にある「TLR4」や「TLR2」という全く同じパターン認識受容体(警報センサー)に結合することが分かりました。例えば、コロナのS1タンパク質はTLR4に結合してNLRP3インフラマソーム(炎症の爆発装置)を組み立てさせ、インフルエンザのM1タンパク質も同じTLR4に結合して細胞を死に至らしめます。
なぜ大事なのか(意味すること):
ウイルスの種類が違っても、最終的に通る「炎症のトンネル」が同じであることが実証されました。これは、「ウイルスの種類ごとに別の薬が必要」だと思われていたのが、TLR4やNLRP3をブロックする薬(TAK-242など)があれば、すべてのポストウイルス脳症に効く可能性を示しています。